象と鯨図屏風@MIHOミュージアム [diary]
まとまった夏休みが絶望的になってきた夫と
金曜日に滋賀県のMIHOミュージアムへ行きました。
大阪脱出あたりから助手席で寝ていて
起きたら、ランチの蕎麦屋の近くでした。
(美味しかった)蕎麦屋さんについてはまた。
今回のお目当ては
若冲ワンダーランド展
初公開の「象と鯨図屏風」がメイン展示です。
MIHOミュージアムは初めて。
平日で人もまばら。
ゆっくり見て回るには
ちょうどいい感じです。
チケット売り場がある建物から
メイン会場へは、木立の中
徒歩か、職員さんが運転する電気自動車で移動です。
それだけで日常から離れた感覚になり
わくわくします
設計はあのルーヴル美術館のガラスピラミッドの建築家。
静かな山の中、建物に意思が感じられる
とても素敵な美術館でした
いいなぁと思う美術館の建物は
たいてい私立ですね。
余計なチャチャが入らないんでしょうね。
とある宗教団体が母体だそうですが
知らなければまったくわからない雰囲気です。
しかし、この立派な建物は
いったいおいくらなのかしら??
と思わずにはいられませんが。
さて若冲。
メインのくじらと象。
パンフの表紙です。
2008年に北陸の旧家で発見されたとの事。
しかし、
これメチャでかい!
こんなの家にあって気付かないなんて・・・。
この屏風をかいたのは80数歳の頃。
若冲の子供時代に象が京都に来たようで
おそらく見に行ったのではないか?と
説明にありました。
象の耳が大きな二重丸だったり
鼻が蛸の足のような形だったり、
鯨に背びれがあったりします。
それが不思議~な感覚をかもし出しているそうで。
会期中、他の作品は入れ替わりがあるそうですが
個人蔵の作品が多く、見ごたえがありました。
若冲はほんとに絵を描くのが好き~って感じで
どの絵も見ていて楽しい気分になります。
かなり余談ですが
若冲は素麺好きとのこと。
若冲の直筆書簡でも
素麺のお礼が書かれていたり、
周囲の人の書簡にも
「あの人は素麺がたいそう好きで」
といった記述がでてきたり。
これも最近の研究の成果だそうです。
若冲については
まだまだ謎の部分や
不明の作品も多いそうです。
うーん、楽しそうだな若冲研究家。
ずいぶんと山の中なので
なにかのついで、には行けませんが
日常から離れることができる空間でした。
さらに余談ですが
館内のカフェの近くのトイレ。
おしゃれな大きな木製のドアです。
夫がそのトイレに行ったところ
中に号泣するちいさな女の子が!
おそらくお母さんのあとを追ってきて
男子トイレのドアに押しはいったものの
中からは引かなくてはならなくて
取っ手が届かないために
パニックになっていたようです。
そこにお母さんが探しに来て
一件落着。
こわかっただろうなぁ~~
金曜日に滋賀県のMIHOミュージアムへ行きました。
大阪脱出あたりから助手席で寝ていて
起きたら、ランチの蕎麦屋の近くでした。
(美味しかった)蕎麦屋さんについてはまた。
今回のお目当ては
若冲ワンダーランド展
初公開の「象と鯨図屏風」がメイン展示です。
MIHOミュージアムは初めて。
平日で人もまばら。
ゆっくり見て回るには
ちょうどいい感じです。
チケット売り場がある建物から
メイン会場へは、木立の中
徒歩か、職員さんが運転する電気自動車で移動です。
それだけで日常から離れた感覚になり
わくわくします
設計はあのルーヴル美術館のガラスピラミッドの建築家。
静かな山の中、建物に意思が感じられる
とても素敵な美術館でした
いいなぁと思う美術館の建物は
たいてい私立ですね。
余計なチャチャが入らないんでしょうね。
とある宗教団体が母体だそうですが
知らなければまったくわからない雰囲気です。
しかし、この立派な建物は
いったいおいくらなのかしら??
と思わずにはいられませんが。
さて若冲。
メインのくじらと象。
パンフの表紙です。
2008年に北陸の旧家で発見されたとの事。
しかし、
これメチャでかい!
こんなの家にあって気付かないなんて・・・。
この屏風をかいたのは80数歳の頃。
若冲の子供時代に象が京都に来たようで
おそらく見に行ったのではないか?と
説明にありました。
象の耳が大きな二重丸だったり
鼻が蛸の足のような形だったり、
鯨に背びれがあったりします。
それが不思議~な感覚をかもし出しているそうで。
会期中、他の作品は入れ替わりがあるそうですが
個人蔵の作品が多く、見ごたえがありました。
若冲はほんとに絵を描くのが好き~って感じで
どの絵も見ていて楽しい気分になります。
かなり余談ですが
若冲は素麺好きとのこと。
若冲の直筆書簡でも
素麺のお礼が書かれていたり、
周囲の人の書簡にも
「あの人は素麺がたいそう好きで」
といった記述がでてきたり。
これも最近の研究の成果だそうです。
若冲については
まだまだ謎の部分や
不明の作品も多いそうです。
うーん、楽しそうだな若冲研究家。
ずいぶんと山の中なので
なにかのついで、には行けませんが
日常から離れることができる空間でした。
さらに余談ですが
館内のカフェの近くのトイレ。
おしゃれな大きな木製のドアです。
夫がそのトイレに行ったところ
中に号泣するちいさな女の子が!
おそらくお母さんのあとを追ってきて
男子トイレのドアに押しはいったものの
中からは引かなくてはならなくて
取っ手が届かないために
パニックになっていたようです。
そこにお母さんが探しに来て
一件落着。
こわかっただろうなぁ~~
2009-09-09 00:39
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